法人設立や運営に困ったら

会社を起業する心構え

チャンスが有ったら自分も独立起業して成功したいと夢をみることがあります。
中には若い時から就職しないで学生のまま会社を起こして成功した方々も多くいますし、企業で経験を積み重ねてから機会を見て脱サラで独立して成功を修めた方もいます。

 

独立して一定の成功を修めたが不況の波に押し倒されて倒産する悲劇になった方もいます。
このように起業するときには大部分の方は株式会社などの法人を設立します。
企業等の総務部などで法人の設立業務に携わった経験がある方でしたら自分でも設立できますが、手続きは非常に複雑ですし馴れていませんと手間も時間もかかります。
大抵の場合は税理士や弁護士又は司法書士か行政書士に依頼する方が殆どですが、なれた専門家に依頼したほうが費用はかかりますが、自分たちは設立後に必要な本来の業務に時間を使えますので結果的には得かもしれません。
法人の設立には、自分たちの目的に適した法人の種類を選ぶ必要がありますが、これはやはり会社設立を熟知している専門の司法書士などと相談して意見を聞きた上で判断すべきですので、相談するためにも専門家が必要になります。
また自己資金で設立できるか友人や親しい知人などから広く資本を集めて法人を設立するかも将来を見据えてしっかりと考える必要があります。
会社を経営するということは自分の利益のためだけでなく従業員や取引先初め株主や応援してくれる方々、お客さまなどと多くの方々に報いる責任が必然的にあらわれてきますので、充分に自分の認識をもって決断する必要があります。
また、多くの方は成功する夢だけを考えますが事業というものは長い間には厳しい試練に立たされることが有りますので強い信念と決意を持って取り組むべきものになります。
厳しい時にも試練に負けないだけの情熱を持ち続けることが大事です。

個人経営と法人経営の比較「資本と負債」

自分たちで新しい事業の構想が固まったので独立したいと考えた場合に法人を設立するか個人で事業を行うかの判断が必要になります。
この判断には法人で事業を経営する場合と個人で事業を経営する場合のそれぞれのメリットとデメリットについて知った上で判断します。
初めに事業を行うための資金の問題の違いがあります。
個人事業の場合には資本金を増やしたいと持っても株式会社のように他人から株式としての資本導入は出来ませんので手持ちの預金以外は借入金になってしまします。

 

一方、法人を設立する場合には事業計画がしっかり出来ていて成功の確率が高いと判断されれば、当初から親しい友人や知人から資本金として投資してもらう事が出来ますので借入金を増やさないで事業をスタート出来ます。
また、法人を設立する別のメリットとしてあげられるのは、個人事業として経営するよりも銀行や世間からの信用を得やすくなりますので経営状況が良くなれば資本金の増資や銀行借入および公的資金の導入などがしやすくなります。
また、個人経営ですと経営者が病気になどの何らかの事情で事業継続が不可能になった場合に事業を継続することが難しくなりますが、法人でのばあいでは株主の変更や役員の変更をすれば別の人に経営を継承することが出来ます。

 

大きな問題として、事業が経営上で業績が悪くなった時に個人経営ですと残った事業上の負債を個人が全て引き継ぐ必要になりますので、経営者が無くなった場合には家族が負債を引き継ぐことになる場合もあります。
その点については法人で経営する場合は個人保証をしていない限り負債は個人にまではおよびませんし、法人の負債は家族とは無関係ですので家族が会社の負債を背負うことはありません。